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新しいお住まいの収納は?

中古住宅を購入されるお客様から、収納についてのご相談がありました。

現在は、ご主人様、奥様、10歳の娘さん、7歳の息子さんのご家族4人で2LDKのアパートにお住まいです。
奥様が在宅ワーカー、ご主人も2週間に一度程度は在宅でお仕事をされているということ、お子様たちも大きくなってきたことなどから、2階建て、4LDKの戸建住宅のご購入を決断されました。


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奥様はこれまで、平屋やアパートなどのワンフロアでの暮らしが多く、2階建ての戸建てに住まわれた経験はあるものの、お母様のやり方が、「2階は寝るだけ」という暮らし方だったそうで、今回2階の個室に大きなクローゼットがあるという間取りに移ることに、多少の戸惑いがあるようでした。

雑談を交えていろいろとお話をうかがっていると、現在お住まいの2LDKという住宅事情もあるのですが、ご家族が密に関わって暮らしている様子が微笑ましく感じられました。

アパートから戸建住宅ですから、確実にスペースは広くなり、物が収まらないという心配はありませんね。
でも、よく考えて物を収めていかないと、今度は物が分散して使いにくくなる可能性があります。

お子さんたちもまだまだLDあたりで勉強したり遊んだりで、ご家族の時間はほとんど1階で過ごされることになるでしょう。
1階で使うものは1階に収納することが基本です。
しかし、1階には収納がそう多くはありません。
何をどこに収納するか、適切な場所を定め、できるだけお手持ちの家具を使いながら、整理しやすい仕組みを考えていかなければなりません。

一口に4人家族といっても、暮らし方はそのご家庭によって違います。
部屋の使い方も、生活の動線も、物の量もそれぞれです。
本当にお客様に合った収納を考えるには、お客様のことをよく知らなければできません。
そのための流れを説明させていただき、次のステップに進まれることになりました。

今よりも広い空間の中で、ご家族が関わりあえる良い関係はそのままに、心地よく暮らせるように、お手伝いさせていただけたらと思います。


住空間収納プランナー
中根祐子



by you-syuno | 2016-06-15 18:53 | 収納カウンセリング